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2013年06月11日

(50)2013.6.9:新たなる未来へ

朝早く、私の携帯が鳴りました。
里親さん希望のご友人を紹介して下さった方からでした。

「実は突然なんですけど、今日伺ったときに
 全部で仔猫ちゃん3匹を引き取りたいんです。いいでしょうか…??
 できるだけ早くお伝えした方がいいと思って」

1匹または2匹と聞いていた私は、
あまりの急展開に戸惑い、思わず言葉に詰まってしまいました。
3匹???え〜3匹〜?!頭の中を「3」の数字だけがグルグル回ります。

「え、あ…そ、それは…たぶん大丈夫だとは思いますが…本当にいいんですか?」

「はい、一人が1匹、もう一人が2匹欲しいんだそうです」

聞けば、里親さんになりたい方が急遽おひとり増えたのだとか。
3匹となると、5匹から急に半分以下に減ってしまうことになります。
しかし、2匹一緒に引き取って頂けるなら、
仔猫たちにとっても寂しくないでしょうし、ずっと一緒に成長できる訳ですから
それが本当ならば素晴らしいお申し出ということになります。
こんなこともあるのか…と驚きましたが、とにかくお会いしてみて
お人柄でどうするかを決めようと考え、予定どおりお待ちすることにしました。

仔猫たちはドタンバタンと思いっきり遊び回っています。



私も今のうちに、たっぷり仔猫たちと触れ合っておきたいと思いました。



里親さんが来る前に、一度また2匹をちいさなケージに戻して
茶子さんをしばらく休ませることに。
一時間ほどゆっくりさせてあげて、また5匹を母親と一緒にしました。




そして約束の時間…
ぴったりに里親さん達がいらして下さいました。

動物の譲渡にあたっては、
大変厳しい審査基準を設けておられる方もいらっしゃいます。
それは勿論、虐待や放棄などを防ぐため、命を大切に思うがゆえのことであり、
その面倒なハードルを乗り越えてまでも命を預かりたいと思える人だけを
選抜するための、ひとつの効果的な方法だと私自身も思います。
ですが、今回私は考え抜いた末…あえてそれを課しませんでした。
それは「虐待されるかもしれない、放棄されるかもしれない」といった
ネガティヴなところから始めるのではなく…
やっぱり人の愛の可能性を信じるところから、
ぽっかぽかの温かいところから、
仔猫たちの新たな猫生をスタートさせたかったからです。

とはいえ、
正直なところ、お会いするまでは非常に不安でした…。
ここに居るのは茶子さんが全身全霊で守り抜いてきた命たちです、
そして私も短いながらも全身全霊で彼らを救おうとしてきましたから
自分が納得いかない相手には絶対に渡す訳にはいきません。
気難しい人や癖のある人だったら、たとえトラブルになろうとも
必ずお断りする覚悟でいました。
しかし…
お会いしてすぐに分かりました。うん、この方達なら絶対に大丈夫!!と。
皆さん、なんて優しい笑顔をされる方々なんでしょう…!!!!
私自身が長く動物と暮らしてきたので、
命を大切にして下さる方かどうかは、見ればすぐに分かります。

もう考える必要もなく、この方々にこそ託したいと決めていました。

里親さん達がみえた時、
猫たちは家族全員ひとかたまりになって一緒にすやすやと寝ていました。

仕方ないので、仔猫たちの辿ってきたこれまでのいきさつや、
病院で受けたワクチンのことを説明させて頂き、接種証明書を渡したり、
ブログの動画をお見せしたりしながらお待ち頂きました。
でも全然起きてくれません(^^;

結局、ごはんで誘って起きてきた子をひとり、
続いて起きてきた「たび」も、さっと取り上げて
里親さん達に抱っこしてもらいました。

庭ねこ。〜野良猫一家が家猫になるまで〜-里親さん

「たび」ちゃんは今回譲渡対象ではないんですが、まあ一応(^^;

待っていても他の子達が一向に起きようとしないので、
茶子さんに怒られるかな…と思いつつ
ママのお腹に張り付いて寝ている子を次々に取り上げました(苦笑)
でも茶子さんは不思議なくらい穏やかでした。
ただひとり、ママの枕になっていた子(笑)だけは
どうしても取り上げるのが難しかったので、その3匹の中から選んで頂くことに。

結局、4匹の中で一番大きくて先っちょカギしっぽのお兄ちゃんと、
とり出した3匹の中で一番ちいさな弟が一緒に、
そして、4匹のなかで一番丸顔の子がひとりで、
それぞれ新しいおうちに行くことに決まりました。

一番大きくてカギしっぽの子を選んでくださった里親さんは、
数年前まで同じ茶トラを長年飼われていて、
晩年には一生懸命に介護までされていたとのこと。
実はその子もなんと、カギしっぽだったのだそうです。
こうなると「縁」という運命の不思議を感じずにはいられません。
そんな愛情深い方に育てて頂けるなら私としても本望です。



もう、私には何の不安もありませんでした。
この子達は必ず幸せな生涯を送ってくれることでしょう。
仔猫たちの未来を乗せて去ってゆく車のうしろ姿を見つめながら、
私はあの仔猫たちが、飼い主さんの横で安心しきった姿で
ゴロンとしている光景を思い浮かべるのでした…。

よかったね!!!新しいおうちで幸せになれよ〜!!!


里親になって下さったKOさま、NAさま、本当にありがとうございました!!
どうか仔猫たちのことを宜しくお願い致します!!!



posted by Zippo at 19:38| Comment(2) | 仔猫たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
■無題
ちょっぴりさみしいけれど、素晴らしい出会いに感動です
Zippoさんが素晴らしい人格の方ですから
きっと素晴らしい方々との出会いがあると信じていました
ちびっこたち、きっと幸せになることでしょう
Posted by がじゅこ at 2013年06月11日 22:29
■Re:無題
>がじゅこさん
私は人格者なんかではありません(^^;
困ったときに、あまりにも困難で投げ出してしまいそうな時に、がじゅこさんを始めとする多くの素晴らしい方々の助けがあったからこそここまで来れただけで、一人ではどうしようもありませんでしたから(苦笑)まだ二匹の子猫と茶子さんがおりますし、実は子猫たちの父親も現れて、目下ドラマのような純愛ラブストーリーが展開されています(汗)なので気を抜くのは早いぞ?と自分に言い聞かせています。まだまだご助力が必要になるかもしれません。そのときは何卒よろしくお願い致します!
Posted by Zippo at 2013年06月12日 00:14
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